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女性4人組、SPEEDの上原多香子(31)さんの夫で、ヒップホップユニット、ET−KINGのメンバー、TENN(本名・森脇隆宏=もりわき・たかひろ)さんが2014年9月25日、大阪市内の自宅マンション駐車場の乗用車内で、首をつって死亡しているのが見つかったそうです。 35歳だった。 上原さんが発見し、大阪府警天王寺署は自殺とみて調べています。TENNさんは前日のブログで仕事に対する意欲的な言葉をつづっており、自ら命を絶った謎は深まるばかりです。 上原さんと8月23日に結婚3年目を迎えたばかりだというのに、非常に残念でなりません。 心よりご冥福をお祈り申し上げます。 ★なぜ、こういう状況になってしまったのかは、表面的な理由はともかく、人には理解できないような深い悩みと苦しみがあったのだけは間違いありません。 ★四柱推命学の鑑定士として、なぜ自殺にまで追い込まれてしまったのかを、運勢的に検証してみます。 本名・森脇隆宏さん(1978年12月11日生まれ)
【命式の検証】 ☆ この人の中心となる因子は月支の正官ですが、この正官は財星の因子があってはじめてその能力を発揮できるのですが、その財星がひとつもなく、たとえあったとしても、比肩と劫財から剋されている状況です。 ☆ こういう状態を正官格で孤官の様相を帯びているといい、性格的には非常にまじめで正義感が強いのですが、心の中は常におじおじと何かにおびえている感じで、小さな心の枠からなかなか抜け出せず、常に一人で悩みを抱えているような状態です。 ☆ 社会生活と家庭生活を問わず、失権のことがたびたびあり、何ごとも成就寸前で破れるか、同僚または他人に先を越されて不遇をかこつか、たまに独立して事業を営んでも何かにつけ手違いや行き違いなど思わぬ障害が続くなどして名望利達は望みにくいです。 ☆ 他人からは芸能界で華やかな暮らしをしているように見られますが、内面には、自分の気持ちを理解できる人がなく、孤独感が渦巻いていたと思われます。 ☆ 上原さんと結婚して幸せな生活を送っていたように思われるかもしれませんが、孤官助けなしの一端を担っているのが日支の比肩でもありますので、妻からは精神的な支えを得ていなかったと思われます。 上原多香子さん(1983年1月14日生まれ)
【命式の検証】 ☆ 月支が劫財でありますので、丑の本気である己を採用して正官格となります。ちょっと見には、財官双美格のように見えますが、日支の偏財は比肩と劫財の3個からやっつけられていますので、この人もやや孤官なしに近い命になっています。 ☆ 夫婦関係では夫の宮である日支に偏財が居座っていますが、この偏財は先ほど説明しましたように3個の比肩と劫財でやっつけられていますので、夫婦生活は安定したものではなく、お互いに精神的に心のこもったような交流はなかったのではないでしょうか。 ☆ 実際には、表面的にいかに仲の良い夫婦を演出していたとしても、二人の間には心の葛藤があったように思われます。 【総合的な診断】 おふたりの命式を総合的に見ていますと、不思議なことに二人とも「孤官助けなし」の命になっていますね。 森脇さんは、妻の宮にある日支の比肩が正官の根を破っており、上原さんは、夫の宮にある偏財を3個の比肩と劫財で破っています。 こういう関係になると、社会生活においても家庭生活においても、華やかな一面、お互いに夫婦生活はしっくりこないし、いつも心の中に孤独感が漂っていたのではないでしょうか。 自殺の理由などは知るよしもありませんが、ただ「孤官助けなし」の命ということは、本人を支えてくれる人がいかに周囲にたくさんおられたとしても、この人にとっては、心の支えには感じられなかったのではないでしょうか。 心からご冥福をお祈り申し上げます。 |
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