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7月3日、女優でタレントの遠野なぎこ(45)の自宅から遺体が発見された。関係者によると、「遠野本人と連絡がついていない」という。まめに更新されていた遠野のSNSは6月下旬で更新がストップしており、ファンから心配の声が寄せられているところだった。 ★まだまだ活躍してほしい女優さんなのに、いったい何があったのでしょうか。
【命式の分析】 ★月支傷官格で、月柱に食神が透干していて、この傷官格は強いです。その強い傷官を日支の印綬が制御して良好な形態になっているのがいいです。 ★一方、日干は、日支の印綬と月令を得ていることから、まずまずの強さがあります。 ★ただ、問題なのは、月日に巳亥の七冲があり、破格になっていることです。 ★このように七冲になると、この人の基本運命の上に波乱が起こりやすく、 ・情緒不安とか迷いが起こり精神的動揺が多い ・健康上に問題が生じやすい ・夫婦不和が予測される などがあり、自分の思い通りに事が運びにくいので、 注意を要します。 ★だいたいは、日常心身とも落ち着きにくく、心に迷いがあり、着きやすく離れやすく、不安を醸して精神の安寧が得られにくい人です。 ![]() ![]() 【本質の検証】 ★Wikipediaで、この人の来歴などを調べていますと、幼少の頃から壮絶で悲惨な人生を送ってきたようで、同情に堪えません。いくつかを抜粋しますと、 @6歳で子役として芸能界デビュー。幼い頃からこの仕事を続けている。幼少期から父母による児童虐待の被害を受けており、4人きょうだいの中で遠野だけが虐待を受けてきた。 A遠野は、15〜16歳の時にドラマ『未成年』の出演をきっかけに、人格崩壊(「人付き合いに対して飽きっぽくなる」「冷めた性格になる」等)が起こり、この時期が我慢の限界であったと語っている。 B40代になると、2022年には母が自殺。3人目の夫が癌で死去してからの後追い自殺だった。遠野は母の葬儀には参列しなかった。母からは一度も愛情を受けることはなく、遠野は自殺した母について「『母親』にはなれずに『女』のまま生きている人であった」と語っている。 C3度の結婚を経験したが、いずれも短期間で離婚。2023年2月22日、3度目の結婚をしたが、2週間後の3月7日に離婚した。その後も付き合っては別れての恋愛遍歴を持つ。 ★この人の通変星の配置からは、ここまでの人生を送ってきたとは推測できにくいですが、やはり月日の七冲に大きな原因が潜んでいるように思われます。 @日支に印綬があって七冲しているため、母親から虐待を受けていた可能性はやはり高かったはずです。ですが、それでも日支に印綬があるわけですから、虐待を受けながらも母親からの愛情には飢えていたはずで、心の中では相当の葛藤があったでしょう。仇敵の関係にありながら、母親を全面的に拒絶できないというジレンマです。 A夫婦関係についても、七冲のため、安定した結婚生活は送れくく、さらに傷官格ですから、夫への愛情も薄く、早晩、離婚する可能性は高いでしょう。 Bまた、七冲は、情緒不安や精神不安が起きやすく、とくに精神の安定を司る印綬が七冲になっているため、精神的にいろいろな障害があったはずです。この人の命式にとっては、本来、印綬が喜神に該当するはずなのですが、それが七冲によって、忌神に変身してしまったのが非常に残念です。 Cこのように印綬が忌神になるような人は、先祖に問題がある可能性が高く、先祖供養などがほとんど行われていなかったのではないでしょうか。 ★いずれにしましても、心からのご冥福をお祈り申し上げます。 【大運・歳運の検証】 第6運 46〜55歳 大運【庚辰】印綬運 東方木運 2025年【47歳】 歳運【乙巳】食神運・胎 ★大運の印綬運は傷官格を弱めすぎることになるため、忌神となります。 ★歳運の食神が月支または日支と冲して巡っているため、 一種の厄年で、病気、事故、盗難、紛失、詐欺などに遭いやすい暗示があります。 ★さらに、年上が偏官で、歳運で食神が巡っているため、一種の厄年で、運勢にやや乱れが生じ、問題やトラブルが発生しやすい です。 |
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