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5月の静岡県伊東市長選で当選した田久保真紀市長が学歴を偽ったと指摘されている問題で、市議会の議会運営委員会は4日、田久保市長に対する辞職勧告決議案を提出することを決めた。強い調査権限を持つ百条委員会の設置も決定。7日の本会議で採決し、いずれも可決される見通し。 田久保市長は、最終学歴を東洋大学卒業としていたが、2日の記者会見では「卒業ではなく除籍だった」と説明。「卒業の経歴は選挙中に自ら公表しておらず、公職選挙法上は問題ない」と主張していた。 これを受け、4日の議運では「公選法違反には当たらないと強弁し、自己弁護に終始した」として辞職勧告決議案の提出と百条委の設置を決めた。中島弘道議長は「市役所に苦情が寄せられ、市民には不安が広がっている。逃げずにちゃんと責任を取ってもらいたい」と述べた。 ★大変な状況になっていますが、どのような命式をしているのかを検証してみましょう。
【命式診断】 ★月支正財格で、傷官から生じられ、傷官生財格的な様相を帯びており、良好な形態になっています。そのうえ、正財は年上にもあって透出し、正財のエネルギーは強いです。 ★一方、日干も比肩・建禄・冠帯などがあって、まずまずの強さがあります。 ★総合的には、非常に良好な命式といえますが、残念なのは、月支が空亡して破格になっていることです。どんなに運勢が良好のように見えても、ちょっとした気の緩みやトラブルで墓穴を掘り、運勢が転げ落ちる可能性を秘めています。 ★月支正財は誠実さを象徴する因子であるため、学歴詐称などという問題は起きなかったと思われますが、やはり月支の空亡が原因ではないでしょうか。そのため、月上の傷官も悪いほうに加担したのではないかと推測します。 ★運勢的には、傷官が良い働きをすれば、プロ意識が旺盛で感受性の豊かさと誠実さによって人望を得て成功する可能性が高く、だいたいは、失敗することがあっても、それが利益につながりやすいとされています。ただ、今回のように月支が空亡することで、傷官が悪く作用すれば、自尊心が強く、威張りたがり屋で自分の蒔いた種(学歴詐称)で失敗することもあります。 それに人生哲学が一貫しないという空亡の象意もあるでしょう。 ★基本的に人を騙したり、うそをついたり、責任転嫁をするようなことは、偏印が悪く働くときに出やすいものですが、今回の事件は自らの地位や権威を否定する傷官が原因になったように思われます。 【今年の運気について】 第7運 51-60歳 大運【癸未】印綬運 南方火運 2025年【56歳】 歳運【乙巳】劫財運・病 ★大運の印綬運は、命式に対して良好に作用するため、市長という名誉職を一時的であれ、手に入れることができたのでしょう。 ★ただ、今年は劫財運が巡り、二重人格的な要素が強まることと、そのうえ、月支正財をやっつける凶運にもなっているため、今回の破廉恥な事件につながったのでしょう。 ★さらに、年上が正財で、歳運で劫財が巡っているため、一種の厄年となり、運勢に大きな乱れが生じ、問題やトラブルが発生しやすいという運気でもあります。 ★今後、市長自らが辞職するのかどうかが焦点になってくるでしょうが、見守るしかなさそうです。それにしても、中途退学ではなく、除籍というのが気になりますね。 ![]() ![]() |
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