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デビュー30戦目にして初黒星を喫した将棋の最年少プロ棋士、藤井聡太四段(14)が2017年7月6日、大阪市の関西将棋会館で指された順位戦C級2組で中田功七段(49)を破り、白星で再スタートを切った。 ◆藤井聡太(ふじい・そうた)2002年(平14)7月19日、愛知県瀬戸市生まれ。5歳の時、祖父母宅で将棋に触れ、地元の将棋教室に通い始める。小1でアマ初段。 日本将棋連盟東海本部の東海研修会に入会。12年9月に杉本昌隆7段門下でプロ棋士養成機関の奨励会。 15年3月の詰将棋解答選手権で最年少優勝(当時12歳)。 16年10月に史上最年少14歳2カ月で四段になり、中学生としては史上5人目のプロ入り。 デビュー戦では、それまでプロ最年少記録(14歳7カ月)を保持していた加藤一二三九段を下した。家族は父母と兄の4人暮らし。好物は地元名物みそ煮込みうどん。陸上が得意で50メートル走自己ベストは6秒8。名古屋大学教育学部付属中3年生。 ★ 破竹の29連勝でしたが、本当にすごい天才棋士が現われたものですね。 ★ こういう人の命式はどうなっているのか、興味が出てきましたので、思うままに鑑定してみました。 藤井聡太さん(2002年7月19日生まれ)
【命式の分析】 ★ 身弱の財官双美格で、そのうえ月上に印綬まであり、財、官、印がすべて揃って、稀に見る命式です。もちろん、、財官印が揃っている命式は他の人にも見られることはありますが、このように順序良く並んでいるのは、珍しいことです。 ★ 私はこれまで、月支が空亡していると破格であり、「運勢上に障害が多く、自分の思うような志が達成できない」などと説明してきましたが、この件につきましては、後で解説させていただきます。 ★ やや身弱ではありますが、プロ棋士のような場合には、素質や才能が必要な条件であり、問題にする必要はないでしょう。 【本質診断】 ★ もし、月支が空亡でなければ、日支の正財が、格である月支の正官を生じ、その正官が月上の印綬へとエネルギー漏らし、素晴らしい命式になっています。基本的にどのような職業についても、頭角を現して、一流の人物になるのは間違いないといえます。 ★ ただ、月支が空亡して、破格しているのは事実でありますので、囲碁や将棋、プロスポーツなどの勝負師、あるいは芸術家、演奏家など才能を必要とする特殊な世界以外では、思うような人生航路は歩めないかもしれません。 【月支空亡について】 ★ 月支空亡の人は、職業とか仕事に対して本当に精神が集中できないのか。 ● 月支空亡の人は、精神が空白のような状態になるということで、仕事に対する打ち込み度とか真剣度が低いと言われていますが、才能面まで劣るということにはなりません。 ● 月支空亡の人の中には、スポーツや絵画などの世界で、すぐれた才能を持っている人もいますが、普通の人が、五感で見えたり感じたりするもの以外に、空亡の人は、心に空白があって虚無の心境になることによって、普通の人が感じたりできないようなことを一瞬感じとったり、あるいは天からのインスピレーションを感受することができ、普通の人にはない特殊の意識とか素質とか才能を秘めている場合があります。 ● プロスポーツ、彫刻家、絵描き、あるいは文筆業、囲碁や将棋などの勝負師などは、人との協調性を必要とするものではなく、かつ組織に束縛されることもないため、たとえ空亡があっても、自分の才能を開花させるのではないかと考えます。 ● ですが、普通の命式の場合には、当然、破格として診断しますので、過大評価は禁物です。 |
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