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青い光を放つLED=発光ダイオードの開発に成功し、フルカラーの大型画面の実現などさまざまな応用への道を開いた、名城大学教授の赤崎勇さんと、名古屋大学大学院教授の天野浩さん、カリフォルニア大学教授の中村修二さんの日本人研究者3人が、ノーベル物理学賞を受賞した。 (以下のエピソードはウィキペディアから引用) 徳島大学大学院修了後に某大手企業に面接に行ったところ、「理論家は要らない」と言われたため(実際に実験が出来なかったので、量子電磁力学などの理論を勉強していた)、京セラを受験した。この時の面接官は創業者の稲盛和夫で、中村は合格した。 その後、日亜化学工業に就職、開発課に配属される[13]。現場の職人からガラスの曲げ方などを習い、自らの手で実験装置などの改造を行った。これらの経験が、CVD装置の改良に生かされ、後の発明につながる。 日亜化学工業時代に商品化したものとしては、ガリウム系半導体ウェハーなどがあったが、ブランド力や知名度が低く、売れなかった。そこで、まだ実用化できていないものに取り組もうということで、青色発光ダイオード及び青色半導体レーザーに挑戦することになった。 当時の応用物理学会、研究会などではセレン系に注目が集まっていた。しかしながら、ガリウム系の研究会は人数も少なかった。あれだけ優秀な人たちが取り組んでもうまくいかないならば、むしろ終わったとされる分野に挑んだ方が良いということで、ガリウムに着目。やがて、窒化ガリウムを見いだし、高輝度青色発光ダイオードを開発した。経緯、その他は自著に詳しい。 会社命令を無視、会議にも出席しない、電話に出ない。と、通常のサラリーマンとしては失格と言われても仕方のない勤務態度だったが、度量の広い社長のおかけで破格の研究費の元で実験を続けた。 日亜化学工業社員時代に青色発光ダイオードの開発を社長に直訴し、会社から約3億円の開発費用の使用を許される。アメリカ合衆国のフロリダ大学に1年間留学後、日亜化学工業に戻り、2億円ほどするMOCVD装置の改造に取り掛かるが、社長の交代等もあり研究の取り止めを求められた(著書より)。その後、青色発光素子であるGaN(窒化ガリウム)の結晶を作製するツーフローMOCVDを発明した。ツーフローMOCVDは通称404特許と呼ばれ日亜化学工業と特許権譲渡および特許の対価の増額を争った。 ★中村修二氏の本質を検証してみましょう。 中村修二氏(1954年5月22日生まれ)
【命式の分析】 ☆ 身旺の偏印格ですね。 ☆ 月日が寅巳の三刑で破格していますが、良かれ悪しかれ相当のやり手人間です。 【本質】 ☆ 日干が相当強いため、だいたいは何ごとにも強気で自信過剰、人の風下に立つことを好まず、独断専行の気概が強く常に進み過ぎ、自ら難を招く可能性が高いです。 他人の言に耳を貸さず、不和をかもすとか孤立する暗示が強く、組織人間としては不可。 『これらのことは、上記のエピソードで社長と直談判したり、訴訟を起こしたりしていますが、この強気の性格が影響しているのでしょう。』 ☆ 月支偏印の人は、自己主張強くやや偏屈で自己過信の嫌いはありますが、直感力や感覚が鋭く、着想や発想力が奇抜で機知、機略に富んでおり、人当たりは柔らかいです。 だいたい過去の伝統や考え方に拘泥せず、自由な発想のできる人で、その分、臨機応変で要領の良さがあります。 『これらのことは、誰も注目していないガリウムに着目して発光ダイオードを開発したことからも分かるでしょう』 ☆ また、気随気ままで気迷いが多く飽きっぽく、始めよく勤めても途中怠気を起こし、持続性に欠けやすいです。なお、見た目には、月上劫財の影響で、個性的で気が強く根性を見せるところはありますが、だいたいは偏屈頑固わがままで、結構いいかげんなところのある人であります。 『会社命令を無視、会議にも出席しない、電話に出ない。と、通常のサラリーマンとしては失格と言われても仕方のない勤務態度だった、ということからも分かります』 ☆ さらに、日支偏官は、偏屈頑固で、好悪の念も強く、義侠心に厚いです。『これらは自分が正しいと思ったことは、裁判沙汰にしてでもやりぬくことで分かります』 ただ、日月が寅巳の三刑になっていますので、感情の起伏は大きく、周囲と対立不和をかもすこともたびたびあったのではないでしょうか。 【ちょっと私が感じたこと】 ☆ この命式全体から感じることですが、会社人間になって、コツコツ研究し、その研究の積み重ねによってノーベル賞をもらった人ではありませんね。 ☆ この人はけっして研究者タイプではなく、人の先頭に立って人を動かし、自分の考えや発想を実現化しようとする人であり、珍しいタイプの研究者ではなかったでしょうか。 ☆ その理由としては、一般の研究者タイプは身弱の人が多いですが、これだけ身旺になれば、研究以外のことにもいろいろ手を出していたのではないでしょうか。 そして、何と言っても、ノーベル賞をもら元になったのは、奇想天外な発想ができる強い偏印があったからだと思います。 ほんとうにノーベル物理学賞の受賞、おめでとうございます。 |
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