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【性格等】

偏印格で官殺から生助されて相当強くなっており、それを抑える財星が弱いのが残念であります。
性格的には、頑固強情で自己顕示欲が相当強く、さらに依頼心も強く気分は散漫で一つのことに集中できず、終わりを全うしにくいです。
このタイプに属する人は、平素何かと心に迷いが多いのが最大の欠点でありますが、医学・技芸、並びに芸能関係など、偏業に携わって一業に専念すると案外の安立を得、小福の人生となる可能性を秘めています。


【妻縁】

日支に正官があるので、品行方正でまじめな奥さんではないかと思われます。

問題は、日支の妻の宮にある正官が１個か２個ぐらいあるのならいいのですが、一番厄介な正官の兄弟星である偏官があることです。
このように官殺混雑になれば、職業上の迷いと妻縁の悪さが表面化してしまうことです。

本来、浮気の可能性の高い命式としては、正財と偏財が混在する場合を言いますが、このように日支に正官があって、他に偏官があれば、やはり女性問題が多発することは避けられないでしょう。


【トータル診断】

狩野さんは、官殺混雑して、その一端を担っているのが日支の正官でありますので、遅かれ早かれ離婚はまぬかれなかったでしょう。
また、今後、再婚することがあったとしても、同じような結果になる可能性は高いと判断できます。

そして、女性を大切にしないことが結果的に職業運も下降をたどることになるでしょう。

自分の運勢を知って、もう少し謙虚な生き方をする必要があるのではないかと思われます。