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「鉄の女」への非難が止まらない。 ドーピング違反を犯したフィギュアスケート女子のワリエワ(15、ROC=ロシア・オリンピック委員会)は、17日のフリーで精彩を欠き、4位に終わった。キスアンドクライで号泣する15歳の姿に世界中が重い空気に包まれた。 問題は競技直後に起きた。「鉄の女」ことエテリ・トゥトベリゼ・コーチが泣きながら肩を落とすワリエワをねぎらうこともなく、「何で戦うのをやめたの? 説明して!」と詰め寄ったのだ。ロシアメディアによると、ワリエワは「これで表彰式は中止にならない」と話したという。 ★ワリエワ選手も大変な騒動に巻き込まれて、不本意な成績で終わったようですが、気の毒でしたね。この年齢で自ら進んで薬を飲んだとは思えませんが、運勢的にこのような事態は予測できるのかどうかを検証してみましょう。 ワリエワさん(2006年4月26日生まれ)
【命式の検証】 ★月支正財格で2個あり、それを傷官が生じているため、この正財は強いです。年支と月支の辰戌の七冲はありますが、この七冲は月支と日支の支合で解消されていますので、問題はないし、たとえ年月の七冲が成立したとしても破格になることはありません。 ★一方、日干は月上に印綬があり、かつ、月令を得て、羊刃もありますが、印綬が2個の正財でやっつけられていますので、総合的にはやや弱いと判断できるでしょう。 ★日干のやや弱い正財格ですが、命式の内容としては、まずまずと言えます。 ★ここで、ひとつ気にかかることは、月支の正財が月上の印綬をやっつけていることです。格である正財そのものに傷がつくわけではありませんが、このような形態になると、名誉ごとに関しては問題が生じやすい可能性が高いです。 【後天運はどうなのか?】 (現在の大運と歳運) 第2運 8〜17歳 大運 【辛卯】 偏官運 東方木運 【17 歳】 歳運 【壬寅】 印綬運 ★大運については、偏官運であり、弱い日干をさらに弱める働きになるため、この10年間は向かい風の運と思われます。 ★問題は歳運の印綬運ですが、月支正財がこの印綬をやっつけるため、名誉ごとに関しては、問題ありと見ます。もともと、月支の正財が月上の印綬をやっつけた形になっていることから、再度、歳運で印綬が巡ってくると、正財と印綬の関係が顕現しやすくなって、表面化してしまう可能性があります。 ★もともと印綬運は、全てが完成し脚光を浴びる時であり、自分中心にスポットが当たり、これまでの業績が評価されて名声を得る暗示があります。ですが、この印綬が正財で破れますと、逆に、過去にやってきた悪事が露見して、名誉を汚すようなことも起きやすいです。 ★今回の事件は、まさにこのようなことが引き金になったのかもしれません。それと、月支正財は現実の利得を追い求める因子であり、月上の印綬は心を磨き本来のあるべき理想を追い求める因子です。この二つの矛盾した因子が近接してあることは、この人の心の中には、理想を追い求めながらも、現実の監督や指導者、あるいは、それを取り巻く人のために、薬を服用しなければならなかったのではないかと推測できます。 ★この年齢でそういう板ばさみをされていたとしたら、大人の罪はなんと重いことでしょうか。 ★ワリエワさんには、再度、リングですばらしい演技を見せてくれることをお祈り申し上げます。 |
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