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【ソウル聯合ニュース】韓国の曹国(チョ・グク)法務部長官は14日、辞意を表明した。 チョ氏を巡っては娘の不正入学や家族ぐるみの不透明な投資など多数の疑惑が取り沙汰されており、チョ氏の妻は私文書偽造の罪で在宅起訴されている。 ■曹国は、 大韓民国の法学者、政治家。法務部長官、大統領府民情首席秘書官、ソウル大学教授などを歴任した。 ★この人は玉ねぎ男の異名もありましたが、ついに辞任に追い込まれたようですね。どういう命式をしているのか興味が湧きましたので、鑑定することにしました。
【命式の分析】 ★やや身弱の正財格です。 ★月支の正財、年上の正財は日干や比肩と干合して、財に関して非常にややこしい関係になっていますね。 ★このような干合になりますと、親族間での遺産問題や財産問題が多発して、何かと、財に関するトラブルに巻き込まれやすいです。この人も、親族ぐるみの財産問題で検察に追及されているようですが、この辺りに干合の問題が出ているのかもしれません。 ★命式そのものは、日干の力強さは感じませんが、それでも、正財格としては整った命式になっています。ちょっと残念なのは、やはり月支正財が干合していることでしょう。 【本質】 ★自己主張が強く偏屈で思い込みの強いところはありますが、基本的には、勤勉実直で保守的、地味、温厚篤実で努力家であるところです。 【このような窮地に陥ったのは、なぜ?】 ★これには、現在の大運と歳運に問題があるように思えます。 □大運 51歳〜60歳 甲戌 偏財運 生月と天戦地冲 □歳運 2019年 55歳 己亥 印綬運 ★現在の大運は、生月と天戦地冲している上に、正財格に偏財運を交える大運でもあります。 こういうな関係になると、正財の手堅い生き方を放棄して、気分が浮かれ上滑りになって派手になります。面白いように事が運ぶこともありますが、正財格に偏財を交えて格は低下し、命運の変化・職業の変遷等を余儀なくされて、二業を営むことになって、結果は思わしくありません。 これまでのように、教授として活躍していれば、問題はなかったのでしょうが、政治の世界にも片足を入れてしまったために、現在のような結末になったのでしょう。(これには、大運と生月との天戦地冲も大きく関わっているはずです) ★今年の歳運は印綬運ですが、印綬運は過去の業績が評価されて名声や地位を得る暗示がある一方、過去の悪いことが露見して表面化することも推測されます。 この人は、見事に両方が的中してしまったようです。 法務部長官に任命されたのは、過去の業績が評価されて高い地位を得たのでしょうが、一方では、悪事も一緒に露見してしまって名誉も地位も失ってしまったということです。 この命式には偏印が2個あるため、これ以上の印綬は必要なく、忌神になってしまったのでしょう。 |
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