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政権の支持率低下を招いた供給不足の反省ゼロ。菅首相が不出馬に追い込まれた途端、総裁選出馬の意向を固めたのが河野太郎ワクチン相だ。 共同通信が最新世論調査で次の首相に「誰がふさわしいか」を聞くと、河野氏が31.9%と断トツ。2位の石破元幹事長とは5.3ポイント差だ。国民の期待の高さから“本命”と見る向きもあるが、河野氏は政界きっての「変節漢」である。 ★総裁選で一番本命に近いとされていますが、この人の命式を検証してみましょう。
【命式の分析】 ★この命式は相当偏っていますので、生時不明のままでは、鑑定できませんので、未時生まれと推測しました。 ★月支が比肩ですので、月支丑の本気を採用して偏官格となります。 ★もし、生時が不明のままであれば、日干が相当強く、格である偏官が相当弱い命式になり、言うなれば、「窮鼠(偏官)かえって猫(日干)を噛む」状態となっています。つまり、弱い偏官が追い詰められて日干の指示に従わなくなって、暴れ出してしまい、見境もなく人を襲う凶悪犯のような状態になります。 ★ですが、もし、生時が未の刻であれば、日干の強さと偏官の強さが均等化して、「身殺均停格」になり、そのうえ「殺刃格」も兼ねて、相当良好な命式となります。 ★「正官は正宗の名刀、偏官は村正の妖刀」と、よく言われますが、この偏官が勢いづきますと、周囲の思惑など関係なく、自分が正しいと思ったことを突き進むようなところがあり、実行力は抜群です。今のコロナ禍では、国民がこのような勇断のできる人を望んでいることから、総裁選の一番人気になっているのかもしれません。 ★四柱推命学的な表現をすれば、次のようになります。 『人は、顕示欲が極めて盛んで行動力に富み、鋭い感覚と先見性に恵まれ、大きな成果を得るでしょう。この人は必ず一業に精通して出頭の風があり、たとえ始め難があっても後年必ず開発し、一方の旗手になる可能性が強いです。徒手空拳、よく絶好のチャンスをつかみ、敏捷に立ち回り、独立自成して富貴をものにします』と。 ★余談ですが、偏官は「戦いの神」とも言われる因子ですので、下手な小細工や派閥の配慮など、ほとんど無視して、総裁選に臨むのではないでしょうか。とくに、月支と日支に刃が出る人は、相当個性的で、自分のわがままを強引に押し通すことでしょう。この人は政界では、「異端児」と言われているようですが、まさに妖刀のように縦横無尽に切り込んで行くのではないでしょうか。ただ、妖刀は人も切りますが、使い方を間違えれば、自分自身を切り刻む刀にもなり得ますので、じゅうぶん注意されることです。 【今年の運気について】 第7運 59〜68歳 大運 【己未】 偏官運 南方火運 【 59 歳 】 歳運 【辛丑】 偏印運 羊刃 -------------------------------------------------- ★大運に偏官運が巡り、運支の未は夏運であり、格である偏官をさらに強めることになりますね。このような大運になると、戦闘モードが全開となって、地位や名誉のイス取りゲームに執念を燃やすことになるでしょう。それがちょうど、今年から大運が変わりましたから、特にやる気まんまんになっているはずです。 ★ですが、今年の運気としては、荒れ放題と言ったところです。 @ 歳運地支(丑)と時支が七冲 A 歳運地支(丑)と大運地支(未)が七冲 となり、仕事上や家庭上、健康上に厄介ごとが起きやすく、だいたいは、他人の影響によって、損失を被ったり。被害を受けやすいと推測されます。 ★ですから、総裁選に勝つかどうかは、この人の運気だけで問題ではなく、派閥や国民からの支持なども大きな要素であり、どうなるか判断できるものではありませんが、たとえ、総裁に選ばれたとしても、前途はなかなか多難なのではないでしょうか。 ★私としては、今の世相には、一番適した人ではないかと思います。総裁選では、がんばっていただきたいものです。 |
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