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大坂なおみ 全仏オープン棄権を表明 “誰もが集中できるよう”(2021.6.2鑑定)




テニスの大坂なおみ選手が全仏オープンを棄権しました。大坂選手は1回戦のあと記者会見に出席せず主催者から罰金を科されていて自身のツイッターで「大会やほかの選手、私自身にとって撤退することがベストだと思った」などとコメントしています。

大坂選手は全仏オープンを前に試合後に行われる記者会見に応じない意向を示し、30日の1回戦のあと会見に出席しなかったため、主催者から罰金を科されました。

大坂選手の一連の対応について選手からは、心情を察する声やメディア対応の必要性を指摘する声などが上がっていました。

★本人はうつ病だと言ったようですが、彼女の精神状態について考察してみましょう。





坂なおみさん(1997年10月16日生まれ)

 
 
 


 









 





  




 



綬 

 



 
   
   

★月支が比肩のときは、本気で格を採用するのが基本ですから、この場合には、本気の印綬格となります。

★この印綬は、もともとそれほど強さはなく、年上の偏官から支えられているとはいえ、その他は印綬を弱める因子のみとなっています。

★とくに、日支に正財があって、印綬をやっつけていますので、破格の命に近いものがあります。

★一方、日干は、劫財と印綬があり、そのうえ月令(秋の生まれ)を得、羊刃まであるため、強いです。

★身旺の印綬格で、その印綬が破格気味の命ということになります。破格ではありますが、印綬格の人は、基本的に、人に気遣いができて、心優しい一面も併せ持っているはずです。



【精神的な状態】

★こういう精神的な問題は、印綬格が破格した命式に起こりやすいですが、まさにこの人は、日支の正財が悪の元凶になっているのではないかと思われます。

★この人の試合を見ていると、負けるとラケットを放り投げるとか、喜怒哀楽がセーブできない状態になることもあったようですが、これらの言動は破格に起因しているのかもしれません。

★だいたい、印綬格が正財で破格すると、印綬の徳が消えて人格に濁りを生じ、非常に身勝手で感情的かつ衝動的となり、極端な場合には、精神や神経を病んでノイローゼのような状態になることも予想されます。

★そのうえ、月支に羊刃もあるため、さらに喜怒哀楽に拍車をかける手助けにもなっています。

★この人の大運を見ても、18歳から57歳までの40年間、傷官、食神、正財、偏財と続きますので、一時的なものではなく、長期化する傾向があります。ですから、自らこういう運であることを知ったうえで、良いサポーターをつけられて、精神修養に努めるしか、治す方法はないかもしれません。

★それにしても、この人はテニス界では輝かしい戦歴を残していますが、これは、月柱にある劫財、印綬、冠帯、羊刃の勝負強さと運の強さではないでしょうか。

★いずれにしましても、精神状態を早く安定させ、素晴らしい試合ができますことをお祈りいたします。頑張ってください。




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