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パーティー裏金疑惑の松野官房長官を更迭へ(2023.12.10鑑定)




岸田首相は自民党最大派閥の安倍派が政治資金パーティー収入の一部を還流させるなどして裏金化していた疑惑を巡り、還流を受けた疑いのある松野博一官房長官(61)を交代させる方針を固めた。事実上の更迭となる。首相は後任人事の調整を進める考えだ。

複数の政府・与党関係者が明らかにした。内閣の要である官房長官の交代で政権運営が不安定化するのは避けられず、内閣支持率が低迷する首相にとって大きな打撃となる。

★今回の件で自民党が大混乱に陥っていますが、この官房長官がどのような命式をしているのかを検証してみましょう。


松野博一官房長官(1962年9月13日生)


 
 
 


 








 





  




 

 
 


 

【命式分析】


★月支偏官格で1個ありますが、それを太過した3個の財星が支えているため、この偏官はややイビツの強さになっており、正常な働きがでせきていません。

★一方、日干は偏印から身を守られ、しかも地支に建禄が2個もあるため、まずまずの強さといえます。

★身旺の偏官格とはいえますが、偏官を制御する因子が不足しているのが残念です。偏官は食神で制御することが必要ですが、この場合、たとえ食神があったとしても、太過した財星を強めることになって問題があります。一番いいのは、大運で印星が巡ってくることですが、それでも、財星にやっつけられて、手放しで喜べる状態ではないでしょう。

★この命式の問題点は、3個の財星が1個の偏官を生じすぎていることと、月上の正財は日干との干合で財との結びつきをさらに強め、財に対する執着が強まってしまうことです。

★本来、月支偏官格は、仕事一筋になって社会に貢献することを本分とするのに、お金に心を奪われることで、お金によって偏官の意味する地位や肩書きが失われてしまうことになりやすいです。



【今年の年回りについて】

第7運 60〜69歳 大運 【乙卯】 劫財運 東方木運 羊刃
 2023年【62歳】  歳運 【癸卯】 印綬運・帝旺 羊刃

★大運も歳運も日干の強まる運気で悪くはありませんが、問題は、大運と歳運に羊刃が巡っていることと、さらに大運地支と歳運地支の「卯」が、月支の「酉」と七冲していることです。
このような状態になると、羊刃が動くことで、次のようなことが予測されます。

・ 他人の抗争事件に巻き込まれるとか、強気とか高飛車の姿勢に出て百事に不如意で効果が薄い。

・ 金銭の損失や人間関係のもつれが予想されるなど、良い結果が得られないだけでなく身辺は複雑な様相を呈し、不利不幸に傾く可能性が高いです。

・ 不和、失敗、損害、遭難、病難、迫害、離苦などの災厄運の到来と考えて、日ごろ、何ごとにもじゅうぶんな対策とか慎重さが必要であります。

★このような結果、歳運の印綬が名声を高めるのではなく、悪名を轟かせることになったのでしょう。









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