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音楽プロデューサーの小室哲哉(59)が19日、不倫疑惑報道を受け都内で会見し、「騒動のけじめをつけたい」として音楽活動からの引退を表明した。 昨年に難聴を患うなどして創作能力の限界を感じ「この音楽業界に僕の才能が必要なのか。もはやここまでと思った」と決断。 プロデュースした楽曲の売り上げが1億7000万枚を超える希代のヒットメーカー。CDバブルが巻き起こった「平成」の象徴が音楽界を去り、一つの時代が終焉(しゅうえん)を迎えた。 ★ 小室さんは、過去にも金銭トラブルなどいろいろありましたが、この人の命式にどういう本質が秘められているのかを検証してみましょう。
【命式の分析】 ★ 日干身弱の正偏財交集格ですね。 ★ この命式は典型的な「妻妾同居の命」といわれているものであり、お金の扱いや女性への接し方にだらしがなく、いろいろとトラブルを生じやすいという特徴があります。 ★ こういう命式であっても、日干が身旺であれば、お金と女性に恵まれる艶福家になれる可能性もありますが、残念ながら身旺とはいえません。 【この命式の問題点】 ★ 男性にとって正財は本妻を意味し、偏財は愛人や浮気相手を意味しますが、それが主要な月柱に透干してあることです。 ★ そのうえ、正財は日干や比肩と干合して無力化していることと、一方、偏財も干合で比肩のエネルギーが弱まっているとはいえ、その比肩から偏財が剋されて、この偏財も傷がついているような状態です。 ★ このような状態になりますと、結婚している妻(正財)は、ほとんど役に立たず、いつも、理想の妻(偏財)を求めて放浪していることになります。ですが、その偏財も年柱に透干した比肩から直接やっつけられて、やはり安定した夫婦関係になることは難しいといえるでしょう。 ★ このように見ていきますと、この人の人生は一時の栄華は誇ることがあったとしても、いつもお金と女性に翻弄されて苦しんでいたのではないでしょうか。 ★ ただ、女性に翻弄されたとはいえ、そういう女性が周囲にいたからこそ、彼のこれまでの音楽活動が成功したとも考えられます。なぜなら、妻の宮である日支の食神が、格である偏財にエネルギーを注入して偏財のエネルギーが相当強まっているからです。 ★ こういう状態になりますと、自制心や克己心はあまり働きませんが、自分の好きな音楽活動などには、徹底的に打ち込むことができ、それが成功の原動力になるからです。 【現在の年回りなどは、どうなっているのか】 ○ 大運 54歳〜63歳 己巳 劫財運 ○ 歳運 2018年 戊戌 比肩運 ★ 54歳から63歳までは劫財運で、命式の正財(本妻)が徹底的にやっつけられるような関係になっているため、妻の状態や環境に大きな変化が起こりやすくなります。 ★ さらに歳運の比肩からも、財星のエネルギーを奪うため、いずにしても、お金や女性のことで、大きなトラブルに見舞われる可能性が高いです。 ★ もともと財星は、格にもなっており、その格に比肩や劫財によって大きなヒビが入るわけですから、この人にとっては、「万事休す」という心理状態でしょう。 【今後の運勢は、どうなっているのか】 ○ 大運 64歳〜73歳 庚午 食神運 ★ 64歳以後は、格である財星のエネルギーを強める庚午の食神運が巡ることと、そのうえ、日干も夏運の午が巡って、身旺になります。 ★ 日干が身旺に傾くことと、財星も同時に強まってきますので、小室さんにとっては、生涯最良の運勢が巡ってくるといっても過言ではありません。 ★ 何か新しい創作活動を始めるきっかけになりますことを、心からお祈り申し上げます。 |
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