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自民党の総裁選挙管理委員会は、石破茂首相の後任を決める総裁選の日程を「9月22日告示―10月4日投開票」とする案を了承しました。国会議員と党員・党友が投票する「フルスペック方式」も固まり、出馬をめざす候補の動きが活発になる見通しです。 小泉進次郎農相は石破茂首相の後任を決める自民党総裁選に出馬する意向だ。13日にも地元の神奈川県横須賀市などの支援者や市議らに伝え、来週に記者会見を開く方向で調整している。 自民党の高市早苗前経済安全保障相は11日、国会内で岸田文雄前首相と会談した。党総裁選に出馬する意向を伝えた。 高市氏は11日夜、東京・赤坂の衆院議員宿舎で自身を支える議員らに支援を要請した。中心メンバーの黄川田仁志氏は会合後、記者団に「一致団結して応援することでまとまった」と話した。 ★早速、お二人の命式を検証していきましょう。 ![]() ![]() 小泉進次郎さん(1981年4月14日生まれ)
【命式の分析】 ★月支に劫財が出たため、日支の正財を格として採用し、正財格となります。ただ、この正財は月柱に透干した比劫星によってダイレクトに剋されているので、破格の様相が強いです。そのうえ、年柱に透干した印星が比劫星をさらに強めていることも問題でしょう。 ★また、月支と日支が辰と戌で七冲になっていますが、土星同士の七冲の場合は、蔵干が本気から出たものではないので、七冲とは見ません。この点からは、破格には当たらないということです。 ★命式の総合判断としては、破格の命であり、凶命式といえるでしょう。ただし、これらの判断は一般的な人には当てはまるでしょうが、総裁選を争うようなポジションの人には、そのまま適用できないかもしれません。 ★なにぶん年柱に透干している印星は、先祖の加護と生まれながらの人気運が備わり、また、月柱に透干ししている比劫星は、自己表現力が卓越しており、たとえ破格の様相を秘めていても、政治家としての資質はじゅうぶん備わっているように思われます。 ★もし、生まれ時刻が判明して時柱に食傷星が透干しているようなら、命式は一気に良くなるでしょう。 【今年の運気】 第6運 44〜53歳 大運【丁亥】正財運 北方水運 2025年【45歳】 歳運【乙巳】傷官運・絶 ★今年は、二つの不安要素があり、たとえ総裁選に勝ち得ても、前途にやや不安があります。 @年上が印綬で、歳運で傷官が巡っているため、運勢に大きな乱れが生じ、問題やトラブルが発生しやすい。 A歳運「巳」と大運「亥」が七冲しているため、 基本的には、家庭不和、健康不安、精神不安、対人関係の悪化、環境の変化変動が起きやすいく、凶に傾きやすいです。 高市早苗さん(1961年3月7日生まれ)
【命式の分析】 ★月支正官格で1個あり、それを年支の偏財が生じているのがよく、また、2個の食神も偏財にエネルギーを漏らし、正官に対する剋が弱まっているもいいでしょう。 ★一方、日干は強い根はありませんが、日支に劫財があるため、やや弱さはありますが、女性としては問題ないでしょう。ただ総裁選を争うような立場としては、やや物足りなさがあります。 ★日干のやや弱い正官格で、正官はそれなりの強さがあり、命式の内容としては、まずまずといえます。 ★三柱で見る限りでは、この命式の良い働きをしているのは、年支の偏財であり、もし、このポジションに財星がなければ、正官は孤官の様相を呈していたはずです。先祖の隠匿が厚いのかもしれません。 【今年の運気】 第7運 61〜70歳 大運【丁酉】偏印運 西方金運 2025年【65歳】 歳運【乙巳】偏官運・帝旺 空亡 ★今年は、二つの不安要素があり、大きな災厄運となっています。 @年上が食神で、歳運で偏官が巡っているため、運勢にやや乱れが生じ、問題やトラブルが発生しやすい。 A日柱の「己亥」と歳運の「乙巳」が天戦地冲になっていることと、さらに元辰殺にもなっているため、相当に注意が必要な災厄運といえます。 この期間中は、日干の強弱や格の成否に関係なく、ある日突然、 災難がやってくる可能性が高く、 ・事故、病気、思わぬ災害、あるいは、精神障害や情緒不安定 ・思わぬ出費、他人との不和、不徳の露見、夫婦関係や内縁関係の不和 ・勤務先での失敗や失策、計画の延期もしくは中止 ・縁談の空転もしくは破談 などさまざまであります。 【総裁選の行方】 ★総裁選というのは、候補者の運勢だけで決まるものではなく、その人のこれまでの実績、周囲の協力や駆け引き、あるいは、その時の世相のムードなど、いろいろな要素が加味されて決まるものなので、なんとも言えません。 ★一般的な四柱推命学的な予想では、二人とも今年は凶運なので、本来なら、総裁選で勝ち抜くことは難しいといえます。 とくに、高市早苗さんの場合は、今年は大凶運となっていますので、小泉議員よりも非常に厳しい選挙戦が予想されます。ただ、このように日本を動かすような戦いでは、大凶が大吉に変化することもじゅうぶん考えられます。 ★ただし、選挙に勝ったとしても、大凶運は潜んでいますので、前途多難であることは間違いないのではないでしょうか。 ★果たして、誰が総裁になるのか、静かに見守るしかなさそうです。 |
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