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「最期は本名で迎えたい」桐島聡(70)名乗る男を確保(2024.1.28鑑定)




1970年代に連続企業爆破事件に関与したとして指名手配された桐島聡容疑者(70)を名乗る男が確保されました。男は、「最期は本名で迎えたい」という趣旨の話をしていることが分かりました。

「東アジア反日武装戦線」のメンバー・桐島聡容疑者は、1974年から1975年にかけて起きた連続企業爆破事件の1件に関与したとして指名手配されていました。

25日、警視庁公安部は桐島容疑者を名乗る男が神奈川県内の病院に入院している情報を得て、男を確保しました。

その後の捜査関係者への取材で男が、「最期は本名で迎えたい」という趣旨の話をしていることが分かりました。

男は末期がんだということです。

★50年間も逃亡生活をしていたようですが、どういう人物だったのでしょう。早速、鑑定してみましょう。


桐島聡(1954年1月9日生まれ)


 
 
 


 








 





  




 


 


 

 

【命式の分析】


★この人の命式の特徴は、第一に月支偏印格で、その偏印が3個もあって相当強くなっていますが、それを制御する正財が年支にあるも、その正財が偏印と干合して、無力化されていることです。

★一方、日干は、しっかりした根はないものの、3個の偏印と比肩が身を守り、まずまずの強さといえるでしょう。ただし、自らの内面からほとばしるような元気さはないです。

★この命式の問題点は二つあります。
@ひとつは、偏印格で、その偏印が3個もあるうえに、それを制御する因子がひとつもないことです。唯一ある正財は干合して、ほとんど役に立っていません。命式の内容としては、相当悪いといえるでしょう。

A二つ目は、季節を中心に考慮した調候用神から見た場合、草花ともいえる日干の「乙」が、厳冬の丑月に生まれ、そのうえ、「癸」である偏印が3個もあって、「乙」が枯れかかっていることと、さらに「乙」は、水(癸)の上を漂う浮草のようになって、まさに根無し草のような人生を彷彿とさせます。この命式に必要なのは、厳寒を解く太陽の「丙」と大木に守ってもらえる「甲」でしょう。



【この人の本質】

★この命式には、偏印が3個ありますが、地支の偏印は同一の「丑」から出ていますので、1個あって強いとします。そして、もう1個は年上に透出していますので、3個あっても、団結した強さがあるとします。

★このように格の偏印が団結して強く、そのうえ印綬が混濁していないため、こういう人は、普通の人とは一風違った奇異な思想の持ち主であることが多く、さらに、その考え方が信念となり、それが自分の背中に食らいついて、生涯、ぶれることはないはずです。

★三谷幸喜氏が “桐島聡容疑者” と名乗る男の言動を推測して、「ある意味、勝利宣言みたいなものもあるかも」と、コメントしたようですが、まさに、死ぬ間際になって、自分の勝利した存在を世間に広く知らしめようとしたのではないでしょうか。

★基本的に偏印が団結しているとはいえ、3個もあって、なんの制御もされていないときには、何らかの不幸を招きやすく、ある人は、両親に早く生死別し、ある人は配偶者を失い、子女には縁が薄く、病災に遭遇することが多く、名誉もまた失墜するという薄命薄幸をたどりやすいです。

★もし、この人が、映像、文学、絵画などの芸術や学術・芸能方面に進んでいたら、それに打ち込む集中力はありますから、相当の活躍ができていたかもしれないのにと考えると、とても残念です。









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