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「ポスト文在寅(ムンジェイン)」を決める韓国大統領選は、3月9日の投開票まで約1カ月に迫った。与野党の両有力候補は理念や政策より様々な疑惑が注目を集め、暮らしの課題をめぐる論戦は深まらない。有権者には政治不信としらけムードが漂う。 3日夜、候補者が初のテレビ討論会に挑んだ。 保守系最大野党「国民の力」の尹錫悦(ユンソクヨル)・前検事総長(61)が、進歩(革新)系与党「共に民主党」の李在明(イジェミョン)・前京畿道知事(57)にまず投げかけた質問は、李氏がソウル近郊の城南市長だった時代の土地開発事業をめぐる収賄疑惑だった。 ★今回は、有望視されている二人の大統領候補について、どちらが有利かについて検証してみましょう。 李在明(イジェミョン)(1964年12月22日生まれ)
【命式の検証】 ★月支偏印格で1個ありますが、周囲は偏印を弱まらせる因子のみが取り巻いているため、孤印のような状態を呈しています。 ★一方、日干は劫財と偏印に守られ、そのうえ強い根もあるため、普通程度の強さはあるでしょう。 ★この人は、次期大統領候補に取り沙汰されていた2016年、米ブルームバーグ通信は『李の過激な発言を理由に「韓国版トランプ」、歯に衣着せぬ既得権批判や爽快な演説』などと評されていましたが、これらは傷官の性格が出たのでしょう。 ★この人は、かつて弁護士活動されていたようですが、弁護士などは、適性にかなった職業ではないかと推測できますが、政治家としては、やや無理があるような気がします。 ★三柱で見る限りでは、良好な命式とは言えませんが、もし、生まれ時刻が申の刻であれば、身旺の印綬局となり、一気に良好な命に変身するでしょう。 尹錫悦(ユンソクヨル)(1960年12月18日生まれ)
【命式の検証】 ★月支傷官格で地支に3個並び、それを比肩が支えているため、相当強くなっていますが、この強い傷官を制御する因子が偏印しかないのが残念です。 ★一方、日干はしっかりした根はありませんが、比肩と偏印に守られて、やや弱い程度になっています。 ★やや身弱の傷官格で、弁護士とか検察官などは適性があるでしょうが、政治家としては、さきほどの李在明さんと同様、あまり向いているとはいえません。 【ふたりの総合的な診断】 ★お二人とも、傷官がキーワードになっているようですが、この傷官という因子は、正義感は強いのですが、正官を破る因子のため、これまでの常識や道徳観念を覆して、新しい国づくりをしようとする気概はあるように感じます。 ★ただ、どちらも言いたいことをズバッと言うなどして、正論は言いますが、周囲からは顰蹙を買いやすく、人望はあまりないでしょう。 ★どちらが大統領になるにしても、人の先頭に立って、口だけはしっかり唱えても、この命式では実行力が伴うかどうかは疑問とすべきです。 【大統領選挙ではどちらが有利か?】 ★基本的に、大統領になれるかどうかということは、個人の運気だけの問題ではなく、国民との関わりや、そのときの国を取り巻く状況などが大きく影響しますので、個人的な運気の良し悪しだけでは簡単に当選の予想はできないものです。 ★ただ、個人的な運気としては、次のようになります。 李在明さん 第7運 56〜65歳 大運【壬 午】印綬運 南方火運 【 59 歳 】 歳運【壬 寅】印綬運 空亡 大運・歳運ともに印綬が巡っており、まずは良い運気だと言えるでしょう。 尹錫悦さん 第7運 57〜66歳 大運【甲 午】偏財運 南方火運 【 63 歳 】 歳運【壬 寅】食神運 大運・歳運ともに日干を弱め、あまり良い運気とはいえません。 ★隣国とはいえ、日本との関わりが大きいので、いずれにしても、日韓関係が良好になるような大統領になってもらいたいものですね。 |
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