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金 正男(キム・ジョンナム、1970年6月10日または1971年5月10日 - 2017年2月13日) は、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の第2代最高指導者金正日の長男、第3代最高 指導者金正恩の異母兄。 韓国政府関係者は2017年2月14日、北朝鮮の金正日(キムジョンイル)総書記の長男で、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長(34)の異母兄にあたる金正男(ジョンナム)氏(45)が13日午前、マレーシアで死亡したと本紙に明らかにした。 殺害されたとみられるという。聯合ニュースも14日、正男氏が殺害されたと伝え、「正恩氏が自らの偶像化のため、暗殺したのではないか」との見方を伝えた。 ★この人の生年月日は、1970年6月10日または1971年5月10日という説があるようですが、この人の生き様から見て、どちらが正しい生年月日であるかを、四柱推命学で考察してみましょう。 【T】金 正男さん(1970年6月10日生まれ)
【命式の分析】 ★ 身旺の正官格ですが、破格です。つまり、「孤官助けなし」の命といわれ、月支の正官が周囲の通変星(比肩、劫財、傷官)から何ひとつ助けられていないということです。 ★ 格の正官が歪な状態になっており、その上、四柱命式の内容が整っていないため、家運がようやく衰えだした頃か家庭内に入り込んだ何かの事情のある頃、または、父親の身辺に苦労や苦心の多い時代に生まれた人と推測され、相続権があっても、相続上に問題が発生しやすく、ばあいによっては弟妹に長男の役目をとってかわられないとも限りません。 ★ また、性質もぐすぐずして因循姑息、精神気力が弱く、独立の気概に乏しく、発達の機会に恵まれにくく、日常生活も多難で、時には妻子の身辺に災厄があるか、年高くして離苦の憂いを見る人もあります。総じて子女も柔弱で、自分の人生の手助けになりにくいです。 【殺害された日の四柱命式】 ★ 2017年 戊戌 印綬 2月 壬寅 傷官 13日 辛未 比肩 ★ これからわかるように殺害された日も、すべて印綬、傷官、比肩となり、格である正官を何ひとつ助けていません。 これでは、最悪の結果になることもやむを得なかったかもしれませんね。 ★ もちろん、一般人であれば、最悪の日であったとしても、殺害されるようなことはなかったかもしれませんが、こういう特殊な環境に育ってきた人にとっては、こういう結末になることもあるのかもしれません。 【U】金 正男さん(1971年5月10日生まれ)
【命式の分析】 ★ 身弱の正財格で、そのうえ、月支の巳が空亡しているため、破格しています。 ★ 特に、特徴のある命式ではなく、特別な環境に育った人の生年月日とは思われません。 ★ たとえ月支が空亡していなくても、運勢が大きく変化するような生まれではありません。 【殺害された日の四柱命式】 ★ 2017年 戊戌 正財 2月 壬寅 印綬 13日 辛未 偏官 ★ この日に、何か大きな事件が起こるようなことは推測されません。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【総合判断】 ★ 【T】と【U】の二つの生年月日で、どちらが正しい生年月日かと尋ねられれば、文句なく、【T】の1970年6月10日生まれではないかと思われます。 ★ 【T】の孤官助けなしの命というのは、自分の周囲に庇護となるべき人物が誰もいないことを表わしていることと、また、自分から積極的に何かを始めようとしても、誰からも助けられないということを表わしており、まさにこの人の生きてきた人生そのものではなかったと思われます。 本当に、孤独で寂しかった人生であったでしょう。 ご冥福を心からお祈り申し上げます。 |
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