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所得税法違反(過少申告)容疑で東京地検特捜部に逮捕された日本大学前理事長の田中英寿容疑者(75)が、脱税容疑を認める意向を示していることが、関係者への取材で判明した。 田中前理事長はこれまで現金の受領そのものを否定してきたが、一転して妻が代わりに受け取ったという趣旨の説明をしているという。「妻が共謀に問われて起訴されることは耐えられない」とも話しているという。 ★ この人は、なかなかしたたかな人物のようですが、どういう命式をしているのかを検証してみましょう。 田中英壽さん(1964年12月6日生まれ)
【命式の分析】 ★月支偏印格で1個しかなく、周囲はすべて偏印を弱める因子で取り囲んでいるため、孤印の状態になっています。 ★一方、日干はしっかりした根があることと、偏印と比肩で身が守られているため、強いです。 ★基本的には、身旺の偏印格ですが、このように偏印が弱く、そのうえ日干が強く、財星がしっかりしているような場合には、「印を捨て財につく格」として鑑定します。 ★生時が判明すれば、偏印格として判断することもじゅうぶん考えられますので、注意を要します。ただ、三柱で見る限りでは、「印を捨て財につく格」の様相を呈しています。 【この人の本質】 ★この人は、日干が月上の正財と干合していることと、財星は年支にもあり、その2個の財星を食傷星が支えている形になっているため、お金に対する執着は相当強いものが感じられます。 ★月支偏印で日支に比肩が出ているため、自己過信が強く、自分の生き方や人生観に強いこだわりを持ち、そのうえ、ワンマンで人の言に耳を貸すことなどはないはずです。 ★「印を捨て財につく格」だとしても、偏印の本質がなくなるわけではありません。偏印というのは人の食禄を奪う因子であり、「人が損して自分を利する」というのが本質であり、今回の一連の事件の経緯などを聞いていますと、自分中心の考えで、まさに相手が損して、自分だけ、まるまる太るという生き方だったようですね。 【妻はどういう人か】 ★この命式を拝見する限りでは、日干と正財が干合して、妻との結びつきは強いことと、命式の中では財星が一番強いので、家庭内では、妻に頭が上がらなかったのではないでしょうか。 ★さらに、妻の宮である日支に比肩があるわけですから、相当しっかりした妻であったはずです。 |
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