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大相撲の横綱日馬富士(33=伊勢ケ浜)が引退を決意したことが28日、分かった。 すでに師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)との話し合いを終え、懇意にしてきた後援者に引退する報告を始めた。 早ければ29日にも福岡県内で記者会見を開く。 平幕貴ノ岩(27=貴乃花)への暴行が発覚してから約2週間。鳥取県警や日本相撲協会の危機管理委員会による調査は継続中だが、本人は暴行したことは認めている。その責任をとる形で、事態が解明されるより先に身を引く覚悟を固めた。 日馬富士は16歳で来日し、伊勢ケ浜部屋へ入門。2012年秋場所後に70代横綱に昇進した。幕内では軽量となる130キロ台の体重ながら、突き刺すような立ち合いとスピードを生かして、9回の優勝を果たした。ファンも多かったが、1度の暴行により晩節を汚した。不本意な形で、角界を去ることになる。 ★青天の霹靂のような事件でありましたが、どういう命式になっているのかを考察してみましょう。
【命式の分析】 ★ 生時は、現在の状況から推測しましたので、ご理解ください。 ★ 地支の寅卯辰が東方合しているため、方合正官局となります。 ★ 日干身弱のため、正官の特質の悪い面が極端に出てしまうことがあり、日頃は真面目で優等生タイプであったとしても、何かの拍子でプッツンしてしまうと、ヒステリックな症状が出ることがあります。 今回の事件もそういう流れで引き起こされたのではないでしょうか。 【本質診断】 ★ 本命の場合、身弱とは言え、方合正官局となっているため、辛抱強く、温厚篤実、品行方正で生まじめな人ですが、反面、優柔不断で思い込みが強く偏屈頑固なところがあります。 ★ また、名誉にこだわる、面子にこだわる、あるいは、仕事の出来上がりにこだわるなどし、地位、名誉、肩書きなどにたいするこだわりは人一倍強く、それが原動力となって現在の横綱の地位にまで上らせたのかもしれません。 ★ 正官がこれほど強くなると、上下関係の接し方なども非常に厳しいものがあり、それに外れた人を見ると烈火のごとく怒ってしまいます。それが今回の事件に発展したのでしょう。 ★ もし、これで身旺であったとしたら、もっと大らかさや包容力が出てくるため、人を根気よく諭すだけの度量の大きさがあったはずです。 ★ このように身弱で正官のエネルギーが強大すぎますと、自分を守ることに汲々として、ちょっとでも人から侮辱されたと思うようなことがあれば、後先考えずに、悪いほうに突っ走ってしまうのです。 ★ ただ、今回、日本相撲協会の危機管理委員会の調査結果を待たずして、引退を表明したのは、規則や規律を頑なに守ろうとする正官気質のせいだったように思われます。 【大運と歳運】 ● 大運 28歳〜37歳 辛未 傷官運 ● 歳運 2017年 34歳 丁酉 印綬運 空亡 ★ 大運傷官は、日干のエネルギーの強弱に関係なく、この運になると精気の排出がいろいろな象で出て不安定な結果になりやすく、よく威張るとか、高飛車に出るか、とにかく出過ぎるか、行き過ぎになるなどの姿勢が強まり、人に嫌われやすい運期であると言えます。 ★ また、何かにつけて批判的な気持ちが高まり、人の意見に反対したり反抗したり、他人の地位や立場を無視して、人を平気で傷つける気配も強くなりがちであり、つまりこの時期は、精神が先鋭化するためであり、とくに対人関係に重大な問題を生じやすいです。 ★ そして、今年の歳運は印綬運が空亡で巡っています。 本来なら、名誉を得るような運気でありますが、大運が凶運、そのうえ、印綬が空亡となっていますので、人気運が悪名運に変化してしまったのでしょう。 |
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