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5月18日、歌舞伎界を揺るがす衝撃的なニュースが。同日午前10時過ぎ、市川猿之助(47)が都内の自宅で両親とともに倒れているのを男性マネージャーが発見。その後、猿之助は一命を取り留めたが、父の市川段四郎さん(享年76)と母親(享年75)の死亡が確認された。 「猿之助さんは自宅の半地下で意識が朦朧とした状態で発見され、両親は2階のリビングで布団をかけられた状態であおむけに倒れていたといいます。 2人に目立った外傷はなく、猿之助さんのそばには本名名義で書かれた知人宛ての遺書とみられる手紙が置かれていたことから、警視庁は自殺を図ったとみています」(全国紙の社会部記者) ★まずは、お父さんとお母さんのご冥福を心よりお祈りいたしますとともに、猿之助さんが正常な状態に戻られますことをご祈念申し上げます。 ★まだ、事件の全貌が見えてはいませんが、猿之助さんの命式について検証してみましょう。 市川猿之助さん(1975年11月26日 生まれ)
【命式の検証】 ★月支偏官、日支正官が並び出た強烈な官殺混雑格で、一般的に凶命式とされていますが、この命式にかぎっては、凶が緩和されて、吉命式に変化しています。 ★一方、日干は、強い根はありませんが、2個の印綬と劫財に守られて、それなりの強さはあります。 ★あくまでも三柱での判断になりますが、この命式は年柱に印綬が透干し、この印綬が命式にとって非常に良好な役割を果たしています。 つまり、正官と偏官が混雑していると、清と濁が混ざり合って、二重人格的な要素があったり、精神不安があったり、職業の変転などが起きやすいとされていますが、そういう濁った不純物をいったん透干した印綬が引き受けることになります。 そして、引き受けた印綬が官殺混雑の悪いゴミを濾過する役割をして、残った純粋な栄養分だけをエネルギーとして、日干に与えることとなるのです。 ですから、こういう命式を「官殺印化格」と名づけられています。 ★もし、年柱に偏印が混じっていたら、良い命式とは言えないし、あるいは偏印が透干していても、同様です。やはり、印綬が透干しているからこそ、この命式は光り輝いているのです。 【現在の大運・歳運】 ★第6運 47〜56歳 大運 【壬午】偏官運 南方火運 羊刃 2023年【49 歳】 歳運 【癸卯】正官運・沐浴 ★今年は、大運に偏官、歳運に正官が巡っており、官殺官雑がさらに複雑な様相を帯びることになります。さらに大運の偏官に刃が同時に巡り、そのうえ、大運の「午」と日支の「子」が七冲していますので、この10年間は波乱含みで、事故・怪我・手術などの件とか、一命に関わるようなことも予想できないことはありません。 ★そういう大運の期間に、歳運で正官が巡ってきていますので、今年は凶運としか言いようがありません。 ★このように官殺が太過するような年回りは、基本的に外から災厄が持ち込まれる事態が予想されるため、この人にとっては、周囲からの風当たりを強く感じていたか、あるいは、週刊誌報道のようなこともあって、強迫観念的なものが心の奥深くに芽生えていたのではないでしょうか。 ★そういう心理状態の上に、仕事が過密スケジュールで、ストレスも極度に達していたような事情も推測されるため、ふと人生がいやになって魔が差し、今回のような事件を引き起こしたのではないかと私には思えてなりません。 ★事件のあった日は、2023年5月18日で、その日の干支は「丙子」で、この人の日柱も「丙子」であり、そして、大運の「壬午」と天戦地冲し、刃が動いたのかもしれません。 ★一日も早い回復をお祈りします。 |
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