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女帝の権威失墜――。 2012年、得票率83.9%と圧倒的な得票数で"韓国初の女性大統領誕生"を国民に歓迎されたのも今や昔。朴槿恵(パククネ)大統領が、窮地に追いやられている。 「今月16日に世論調査会社、韓国ギャラップが発表した朴氏の支持率は就任以来最低の35%と急降下。次期大統領選まで3年近くあるものの、"次の大統領は潘基文(パンギムン)国連事務総長だ"という声が与党からも噴出するなど、朴氏への反発は例を見ない勢いで強まっています」(全国紙ソウル支局特派員) 断末魔の叫びが聞こえる。こりあ困った!?(日刊大衆から引用) ★朴槿恵大統領も四面楚歌のような状態に置かれているようですが、この人の本質と運勢はどうなっているのでしょう。 鑑定してみます。
【命式の分析】 ☆ 身弱の偏官格ですが、偏官のエネルギーが弱すぎて「孤官助けなし」のような状態を呈していますね。 ☆ 年支に正官があるとはいえ二つの傷官から剋されて偏官を助けることができません。 【本質】 ☆ 一国の大統領として鑑定するとすれば、この人には三つの大きな問題点があります。 ☆ ひとつ目は、大統領ともなれば、なにはともあれ国民から大きな支持を受けることが大切ですが、この人には、国民から支持されるための因子、つまり印綬がまったくありません。これでは、たとえ一時的にいくら人気があったとしても長続きすることはないでしょう。 ☆ 二つ目は、孤官助けなしの命となっており、つまり周囲にこの人を支える有能な人材がいないということです。大統領就任時から裸の王様であり、孤立していたはずです。 あの昨年起きた韓国フェリー転覆事故でも右往左往して、大統領としての的確な指示が出せず、その上、閣僚人事でも人材がいないことが暴露されましたね。 ☆ 三つ目は身弱ということであり、大所高所に立った判断ができず、自分の小さな思い込みだけで国を危うき方向に引っ張っていく可能性があるということです。 ☆ 性格的にも、気が小さい割りに、自我は強く負けず嫌いで、そのうえ月上傷官の影響で、プライドが高く、その上、気が繊細で些細なことにこだわり、物の見かた考えかたが、やや悲観的、否定的になりやすいです。また、日支偏官で身弱のため、正義感や道義心に強い面はあっても、なかなか自己を素直に表現できないことと、カッコだけはつけたがる傾向があるため、人から批判などをされたら、逆に反発してヒステリックになってしまうこともあるでしょう。 ☆ これでは大統領として国を引っ張っていけるような能力はないとしか言いようがありません。 【現在の運勢】 ☆ 2015年 64歳 乙未 正官運 ☆ 62歳〜71歳までの大運 戊申 比肩運 空亡 ☆ 歳運は正官運でわが身を攻めて凶運です。 ☆ 大運比肩運は、「孤官助けなし」の命をさらに助長してしまう運気であり、これでは、ますます有能な人材はこの人から離れて行き、孤立感が強まることでしょう。 ☆ そのうえ空亡もしているわけですから、手を打とうとする政策がすべて裏目に出てしまうという運気でもあります。 ☆ さらに悪いことに、大運地支の申と日支の寅が七冲しています。大運空亡で日支とも冲しているため、家庭内の不和や肉親や他人との不和が一挙に表面化し、時には、社会的な名誉の失墜、立場上の不利、事業の不振や倒壊などの件が起こりやすいです。 また、精神不安定、時にはノイローゼなどの精神疾患、健康面に不調をきたし、とくに内臓関係に異常をきたすことがあります。 |
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