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【略奪婚の検証】

☆ 日支は夫の宮であり、本来は夫の因子である正官とか偏官があれば申し分ないのですが、安藤さんの場合には、このポジションに正官をやっつける傷官が居座っています。

☆ だいたいは、愛してはいけない人を好きになったり、結婚できない人を好きになったり、あるいは外国人を好きになったりすることが多く、結果的に不倫の関係に陥る可能性は高いでしょう。

☆ こういう命式の女性は一般的にはいい夫縁には恵まれないと判断しますが、これも命式全体で判断する必要があります。

☆ 要するに日支の傷官が命式にとって良い働きをしているかどうかで判断するのですが、安藤さんの場合、身旺なら、夫から精神的あるいは物質的助力を得ることが多く、身弱なら、夫の存在が重荷になっていつも不平不満の多い結婚生活を営むことになり、離婚の危機にさらされます。

☆ 三柱で見る限りでは身弱ですが、生時が身旺になるような時刻の生まれであれば、夫によって幸せを得ることができ、生時が身弱に拍車をかけるような時刻生まれであれば、夫婦喧嘩が絶えず、家庭生活は安定しません。

☆ 現在の夫は、フジの重役をされておられることを考えて見ますと、ひょっとしたら、生時が身旺になる時刻生まれなのかもしれませんね。