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八代亜紀さん死去、昨秋から「急速進行性間質性肺炎」で療養(2024.1.10鑑定)




熊本県八代市出身の歌手八代亜紀さんが、先月30日に亡くなっていたことがわかりました。1971年にデビューし「舟唄」をはじめ、数々のヒット曲を出しました。膠原病の一種を患い、去年9月から闘病を続けていたということです。

所属するミリオン企画はホームページで、「療養期間中も、傍で支えるスタッフや医療従事者の皆様に『みんなありがとう』と感謝を伝え、最後まで八代亜紀らしい人柄が滲み出ておりました」と感謝のコメントを発表しています。

★突然の訃報に驚きましたが、四柱推命では、どのように出ていたのでしょう。




八代亜紀さん(1950年8月29日生まれ)


 
 
 


 








 





  




 

 
 

 

【命式の分析】


★月支偏財格で、偏財は3個もあって太過しているようには見えますが、これは太過とは見ません。月支と日支の偏財は、同じ地支の「申」から出ているため、1個あって強いとします。さらに年上に偏財が出ていますが、これは透出したと称し、偏財を強める働きと見ますので、太過しているとまでは見ません。

★一方、日干は強い根はありませんが、2個の偏印に守られて、弱いながらも良好な働きになっています。なぜなら、偏印は偏財に剋されることで、偏印の悪い面が抑制され、印綬のような働きになるからです。

★「偏財は多少身弱でも差し支えない」と言われていますが、この命式はやや身弱の偏財格で、偏印が良好な働きとなり、女性としては良好な命といえるでしょう。

★月柱と年柱が天戦地冲しているため、実家との縁は薄く、両親とは早くに別れて生活することになりやすいでしょう。


【本質】

★この人は、見たからに優しさのある雰囲気を持っており、自然と人柄が伝わってきますね。

★この命式は偏財がしっかりしていますので、偏財の良能が発揮され、義理人情に厚く、世話面倒見もよく困った人があれば放っておけない情の深さがあります。

★この人は、優しく面倒見の良い両親の影響もあり、若い頃から色々とボランティア活動をしていたようです。
その一環として、1981年より長年女子刑務所の慰問公演を続けたり、その後老人ホームや福祉施設へ行くようになり、2000年には、日本全国すべての女子刑務所を訪問したようです。

★さらに、偏印が偏財で制御されて印綬のような働きになっており、人気運はもちろん、名誉なども自然に手に入り、どの世界でも、活躍できる可能性を秘めています。

★絵画にも優れていたようですが、やはり偏財と偏印の良い面が発揮されたのでしょう。


【今回の病気について】

★この人は、すでに2022年頃に、いつもとは違う体調変化があったのではないでしょうか。
この年は壬寅年で、日柱の丙申と天戦地冲し、大きな厄年となっていますので、この頃に病気の発症があったのではないかと推測します。

★亡くなったのは、2023年12月30日で、このときは、まだ2023年の運気が支配的です。
2023年は癸卯年で正官・沐浴運で、厄年ではありませんが、2022年の天戦地冲が尾を引いてしまったのでしょう。

★心より御冥福をお祈り申し上げます。











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