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安倍首相 墓穴 2年前の発言がブーメランのように自分に(2014.10.30鑑定)




安倍首相は再登板後は、デフレ経済を克服するためにインフレターゲットを設定した上で、日本銀行法改正も視野に入れた大胆な金融緩和措置を講じ、多年に渡って続くデフレからの脱却に強い意欲を示しましたね。

大胆な金融緩和、機動的な財政出動、民間投資を喚起する成長戦略を三本の矢と称した一連の経済対策は、マスメディア等からアベノミクスと称され、話題となっています。

そして2014年7月1日、「新3要件」のもとで集団的自衛権の行使を認める閣議決定をし、今後は、この新たな方針に沿って、安全保障に関連する具体的な法整備が行われていくことになります。

★安倍首相はこれまでの内閣総理大臣とは違い、強い政治力で新しい政策をどんどんと打ち出し実行に移しており頼もしい総理大臣ではないかと私は思っています。

★その結果がどう出るかは後世に委ねられるでしょうが、何とか閉塞感のある日本を立て直し、美しき日本を再建して欲しいものです。

★それでは、安倍首相の本質を診断してみましょう。






安倍首相(1954年9月21日生まれ)

 
 
 


 








 





  




 

 
 


 
 



 

【命式の分析】

1 日干のエネルギーは相当強いと思われます。

◇ 月支に劫財、日支に偏印、年支に印綬があって、通変星では相当強いです。
◇ 十二運は月支に帝旺と羊刃があり、強いです。
◇ 月令は得ており、強いです。

2 用神は月支が本気の劫財でありますので、原則に従い日支の偏印を採用します。
◇ どの通変星でも、1個あって強いのを原則としますが、この日支偏印は、官星もなくやや孤立し たような状態におかれています。ただ、年支に印綬があって、偏印のエネルギーを補強しているのが良いです。
◇ 偏印の強さとしては、中旺程度であり、偏印格としては、この程度の強さが理想です。

3 刑冲会合と空亡について
◇ 月支の酉は空亡していますが、月支の辰と日支の酉が支合して、空亡が解消しています。
この支合は、破格を救い、非常に良好な作用といえます。
◇ 地支の安定度を計算してみます。
・ 月支の空亡は(−0.7)のエネルギーがあります。
・ 支合は(+0.7)のエネルギーがあり、月支と日支の連携度は(1.0)でありますので、
+0.7×1.0=+0.7になります。
・ この結果、月支の空亡は−0.7、月支と日支の支合は+0.7となり、合計で0.0となり、ともに解消されたとみます。



■ 1〜3までの総合評価では、三柱で見る限り、この偏印格は、随命の中程度になろうかと判断できます。

◇ 偏印格の一般的に看法は、偏印がやや強く、日干がやや弱い程度を良しとします。

これは、偏印格を採用する以上、自分は偏印を頼って生活の基とするわけですから、日干が強 いと偏印を頼らず、自分の力を頼るようになることから、日干はやや弱い程度が良いとされていま す。

それと、偏官格とか正財格と違い、偏印は日干と相生関係にあって、お互いが連動していますので、偏印が強ければ、しぜん日干も強まることから、日干が積極的に強くなる必要はないということです。

このあたりが正官格や偏財格とは考え方を異にしています。
したがって、偏印格の場合には、偏印にある程度の強さがあれば、あとは食神、傷官、偏財、正財などが命式内に適当に散らばってあるのが良いです。

◇ ただ、先天福分の大小とは別に、大きな仕事ができるとかいうことになれば、やはり日干は強いほうがよく、そういう判断に立ちますと、この命式は、日干が相当強いので、運勢上にいろいろ問題をかかえながらも、偉業をなし遂げる可能性があります。

【本質はどうか】
☆ 本質は、月支の劫財(深層心理)と日支の偏印(副深層心理)、それらを中心として総合的に判断します。

☆ この命式には、穏やかな因子である食神、偏財、正財、正官、印綬などが、主要なポジションにありませんので、気は短く、言いたい放題で、目上や組織に対する反発心の強いものがあることと、また、強い信念で、自分が正しいと思ったことは、一千万の敵がいても我行かんと強引に突き進むような一面もあります。
さらにモノをはっきり言う激しさも秘めています。


☆ これらの性質は、劫財、偏印、傷官でいえますが、一種の厳しさ、あるいは激しさというものは、何と言っても、月支の劫財、帝旺、羊刃が担っています。このような命式になった人は、だいた いは目が据わっており、一種の威圧感があり、怒らすとメンドイです。

☆ 日支の偏印は、過去のしきたりや伝統に拘らない強味もありますので、現在のように次々と新しい施策を打ち上げることができるのでしょう。

【大運についての考察】

☆ 現在、61歳(数え年)ですので、大波動運は、57歳から66歳まで、己卯の印綬運が巡っています。

☆ 運支の卯は月支の酉と七冲するため、命式の中の辰酉の支合は解消し、月支の空亡が復活することになります。
なかなか複雑な様相を帯びた10年間になりそうですね。

☆ なにはともあれ、印綬は先祖隠匿の因子であり、天佑神助に守られた10年ではありますが、偏印格に印綬が混濁し、そのうえ、月支が空亡になりますので、良い時と悪い時の振幅の差が大きく、大荒れの10年間になりそうです。

☆ ただ、現在のような湿っぽい世相では、整った命式の人よりも、このようにアクの強い命式のほうが活躍できる地盤は整っているかもしれませんね。

いずれにしましても、印綬の助けを借りて内憂外患に立ち向かっていただきたいと願っております。






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