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安倍総理大臣は、持病が悪化したことなどから国政に支障が出る事態は避けたいとして、総理大臣を辞任する意向を固めました。安倍総理大臣は、28日夕方記者会見することになっていて、理由などをみずから説明するものとみられます。 ★ここまで頑張ってきて、途中で辞任しなければならないのは、忸怩たる気持ちはあるでしょうが、ここでは、病気の悪化について検証してみましょう。 安倍首相(1954年9月21日生まれ)
【命式の分析】 1 日干のエネルギーは相当強いと思われます。 ★月支に劫財、日支に偏印、年支に印綬があって、通変星では相当強いです。 ★十二運は月支に帝旺と羊刃があり、強いです。 ★月令は得ており、強いです。 2 用神は月支が本気の劫財でありますので、原則に従い日支の偏印を採用します。 ★どの通変星でも、1個あって強いのを原則としますが、この日支偏印は、官星もなくやや孤立し たような状態におかれています。ただ、年支に印綬があって、偏印のエネルギーを補強しているのが良いです。 ★偏印の強さとしては、中旺程度であり、偏印格としては、この程度の強さが理想です。 3 刑冲会合と空亡について ★月支の酉は空亡していますが、月支の辰と日支の酉が支合して、空亡が解消しています。 この支合は、破格を救い、非常に良好な作用といえます。 ★地支の安定度を計算してみます。 ・月支の空亡は(−0.7)のエネルギーがあります。 ・支合は(+0.7)のエネルギーがあり、月支と日支の連携度は(1.0)でありますので、 +0.7×1.0=+0.7になります。 ・この結果、月支の空亡は−0.7、月支と日支の支合は+0.7となり、合計で0.0となり、ともに解消されたとみます。 ■1〜3までの総合評価 ★偏印格の一般的に看法は、偏印がやや強く、日干がやや弱い程度を良しとします。 これは、偏印格を採用する以上、自分は偏印を頼って生活の基とするわけですから、日干が強 いと偏印を頼らず、自分の力を頼るようになることから、日干はやや弱い程度が良いとされています。 それと、偏官格とか正財格と違い、偏印は日干と相生関係にあって、お互いが連動していますので、偏印が強ければ、しぜん日干も強まることから、日干が積極的に強くなる必要はないということです。 このあたりが正官格や偏財格とは考え方を異にしています。 したがって、偏印格の場合には、偏印にある程度の強さがあれば、あとは食神、傷官、偏財、正財などが命式内に適当に散らばってあるのが良いです。 ★ただ、先天的な福分の大小とは別に、大きな仕事ができるとかいうことになれば、やはり日干は強いほうがよく、そういう判断に立ちますと、この命式は、日干が相当強いので、運勢上にいろいろ問題をかかえながらも、偉業をなし遂げる可能性があります。 【現在の大運と歳運について】 ★現在、67歳(数え年)ですので、 歳運 67歳 庚子 比肩運 大運 67歳〜76歳 庚辰 比肩運 ★今年から大運が変わりましたが、すでに身旺ですので、これ以上、大運の比肩は必要ありません。そのうえ、今年の歳運も比肩運で、大運の凶運に歳運の凶運が重なってしまったようです。 ★このような後天運になると、身弱の命は、吉命に変化しますが、身旺の命は、日干の強さと格の偏印のエネルギーの差が広がるため、運勢的にも良くありません。 ★このようなことが原因で、病気が再発してしまったのかもしれません。あるいは、たとえ病気が再発しなくても、今年は、強気が仇になって何かとトラブルが発生しやすい運気ですので、どちらにしても波乱万丈の年になるのは間違いなかったでしょう。 ★いずれにしても、病気回復に専念して、早く、復帰されることをご祈念申し上げます。 |
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